三崎亜記氏の「鼓笛隊の襲来」を前衛小説として安倍公房氏が書くと・・・・・・（２）
2024-03-14
三崎亜記氏の「鼓笛隊の襲来」という小説について前回 書いたものの 続きです。 まず、文庫本で18ページの内容なので、作中の文章を抽出して 「鼓笛隊の襲来」原作の内容についてみていこうと思います。 テレビでは、「専門家」 […]
安部公房風小説は、こうして作る。その3、安部公房風小説の作り方を体系化してみた。
2022-07-03
かまし を意識した「書き出し」で始め、「結び」まで よどみなく つなげて書かかれた小説 が安部公房風小説のモットーで、謎を要所におき 結末を構成的に工夫して、それによって「次に何が起こるのだろう？ 」を考えさせ、 読者の […]
安部公房風小説は、こうして作る。その2、安部公房風文学の作り方を、他の作家の小説を安部公房が書いたらどうなるのか？ 安部公房風小説の作り方を体系化してみた。
2022-07-02
前回は安部公房氏が矢作俊彦氏の 「ららら科学の子」を書いたらこうなるというものを作り上げてみた。 とは、いってもほんの一部でわかりやすい部分だけなのだが。 安部公房風の文学作品を作るためにはポイントは2つしかない。と書い […]
安部公房風小説は、こうして作る。その1、「ららら科学の子」を安部公房が書くと・・・
2022-07-01
安部公房の小説・文学作品を論じるとき、その創造性、不条理性、小説の構造で論じる 人は多い。 日本でも戦後およそ80年で彼ぐらいしか登場しなかった 完成度の高い前衛文学 を作れる小説家であるから 文学的・哲学的に彼の作品を […]
〝カフカ「変身」の構造を模範にして、カフカ風の作品ストーリーを作ってみる〟を 文学作品・小説の書き方講座に書いてみた。
2022-06-06
カフカの「変身」は純文学作品としては珍しく多くの読者を夢中にさせるストーリーだ。 ところが、この類の文学作品は、現代日本では稀有といえる。この手のシュールな文学作品といえば、 安部公房の「箱男」 「第四間氷期」 など、 […]