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並行して語られる2つの物語が最後につながる小説の書き方。そこにメタファーをもってきた第160回芥川賞受賞作「ニムロッド」

並行して語られる2つの物語が最後につながる小説というものがある。ブッカー賞 · ゴンクール賞や芥川賞でこのての作品を探すしても、ほとんどおみうけしない。 この2つの物語がつながりそうもないのに、「起承転結」の「結」でつな […]

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小林恭二氏の「小説伝」は、どんなふうに書けば 芥川賞 をとれたのか? その3 じっさいにプロットを考えてみよう

西暦二〇六四年五月二八日。東京北区の公団アパートで一人の男が死んでいるのが発見された。 野々村佑介。本籍・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・ 野々村氏の家で拾ったフロッピーのことを思い出し、読み取り機にかけ […]

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小林恭二氏の「小説伝」は、どんなふうに書けば 芥川賞 をとれたのか? その2 具体的に構成を考えてみよう

西暦二〇六四年五月二八日。東京北区の公団アパートで一人の男が死んでいるのが発見された。 野々村佑介。本籍・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・ 野々村氏の家で拾ったフロッピーのことを思い出し、読み取り機にかけ […]

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小林恭二氏の「小説伝」は、どんなふうに書けば 芥川賞 をとれたのか? その1

小林恭二氏の「小説伝」 という小説がある。 1985年下半期の芥川賞候補に選ばれたのだが、 選考委員の評価はすべて 〝無し〟 だった。 昔、私がやっていた仕事の用語でいえば、BAL/NIL だ。 人を描くというのが文学で […]

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安部公房風小説は、こうして作る。その3、安部公房風小説の作り方を体系化してみた。

かまし を意識した「書き出し」で始め、「結び」まで よどみなく つなげて書かかれた小説 が安部公房風小説のモットーで、謎を要所におき 結末を構成的に工夫して、それによって「次に何が起こるのだろう? 」を考えさせ、 読者の […]

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