文体・描写
文体が、文学作品の重みを既定する。 「吾輩は猫である」を大江健三郎氏が書くと・・・

1994年にノーベル文学賞を受賞した大江健三郎氏の小説も、最近ではあまり読まれなくなった。 大江氏の書く硬質な文体はこの時代ではうけいれられなくなりつつある。 ちなみに大江氏のノーベル文学賞の受賞理由を抜粋してみよう。 […]

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文体・描写
情景描写に、心理描写を織り込んでみたり、情景の途中で過去の追想を、はさむと読者を飽きさせない

情景描写 小説などにおいて、物語の特定のシーンの光景や有様などに関する記述のこと。参照元 weblio 情景描写とは何か? を調べるとそのように説明される。 じっさい、情景描写ばかりが延々と続く小説・文学作品というものも […]

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文体・描写
小説を書くときも最低限のルールがある。三人称小説

いくら小説の書き方にはルールがないといってみても限度というものがある。 その一つがこれだ。↓ これは、三人称で小説を書くときのルールで 会話文は口語なのだが、地の文は文語で書かなければいけないというものだ。 なぜかという […]

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文学作品・小説創作講座
「章立て」は本の売上にも響く

以前、始めての出版社から本の執筆を依頼された。 こういうテーマで250枚以上を1か月で書いてくださいと指示され、 「その前に至急、章立てを提出してください」と言われた。 担当の編集者によると、章立てしだいで売れ行きは変わ […]

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文体・描写
言葉は正確に伝えるモノなのに、文学では不正確な表現で正確なものを感じさせようとする。(文学における描写の最適解)

寝巻き姿のおじいちゃんが家の下の道路を歩いていき、電信柱の下にゴミ袋を置いていった。朝が始まる。 綿矢りさ「蹴りたい背中」より この文章を読んで、読者は下町の朝の光景を思い浮かべると思う。 文学ではこのような描写が要求さ […]

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