三崎亜記氏の「鼓笛隊の襲来」を前衛小説として安倍公房氏が書いてみると・・・(1)
2024-03-12
三崎亜記氏の「鼓笛隊の襲来」という小説があります。 139回の直木賞候補作品にも選ばれた作品で、 赤道上に、戦後最大規模の鼓笛隊が発生した。(三崎亜記氏の「鼓笛隊の襲来」冒頭部分) で始まり、その鼓笛隊がせまってきて通過 […]
並行して語られる2つの物語が最後につながる小説の書き方。そこにメタファーをもってきた第160回芥川賞受賞作「ニムロッド」
2023-08-31
並行して語られる2つの物語が最後につながる小説というものがある。ブッカー賞 · ゴンクール賞や芥川賞でこのての作品を探すしても、ほとんどおみうけしない。 この2つの物語がつながりそうもないのに、「起承転結」の「結」でつな […]
たった1行の描写で読者に多くの情報や、感動を与える
2022-09-01
心理描写でも情景描写でも、行動描写でも文脈の中で的確な1行を書けば 読者に多くの情報や感動を与える。 と、書くと何のこと? と言われそうだ。 重松清さんという最高にすばらしい文章を書く方がいる。2000年下半期に 直木賞 […]
小林恭二氏の「小説伝」は、どんなふうに書けば 芥川賞 をとれたのか? その3 じっさいにプロットを考えてみよう
2022-08-08
西暦二〇六四年五月二八日。東京北区の公団アパートで一人の男が死んでいるのが発見された。 野々村佑介。本籍・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・ 野々村氏の家で拾ったフロッピーのことを思い出し、読み取り機にかけ […]
小林恭二氏の「小説伝」は、どんなふうに書けば 芥川賞 をとれたのか? その2 具体的に構成を考えてみよう
2022-08-04
西暦二〇六四年五月二八日。東京北区の公団アパートで一人の男が死んでいるのが発見された。 野々村佑介。本籍・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・ 野々村氏の家で拾ったフロッピーのことを思い出し、読み取り機にかけ […]