文学作品が不正確な表現でも正確に伝えられるわけ
寝巻き姿のおじいちゃんが家の下の道路を歩いていき、
電信柱の下にゴミ袋を置いていった。朝が始まる。この文章
綿矢りささんの「蹴りたい背中」の中にある文章です。
なんとなく、下町の朝の風景が思い浮かぶでしょう。
でも、正確な表現かというとそうでもない。
ちなみに、これをフランス人にフランス語訳で読ませても
わからないはずです。
コードが違うからですね。
コードって何?
というかたのために、
「自然と健康を科学する」ツムラ
「セブンイレブン、いい気分」なんていうのがコードの例です
ちなみに、綿矢りささんは「蹴りたい背中」で2003年下期芥川賞を受賞しています。
なんと、史上最年少19歳でした。