文体・描写
小説を書くときも最低限のルールがある。三人称小説

いくら小説の書き方にはルールがないといってみても限度というものがある。 その一つがこれだ。↓ これは、三人称で小説を書くときのルールで 会話文は口語なのだが、地の文は文語で書かなければいけないというものだ。 なぜかという […]

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文体・描写
文体・語り口は純文学を一瞬で異世界転生モノ文学に変えてしまう。カフカを舞城王太郎が書いたら・・・

ある朝、グレゴール・ザムザが気がかりな夢から目ざめたとき、 自分がベッドの上で一匹の巨大な毒虫に変ってしまっているのに気づいた。 彼は甲殻のように固い背中を下にして横たわり、頭を少し上げると、何本もの弓型のすじにわかれて […]

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創造力
小説という作品・作家の作風はどこからくるのか?

綿矢りさと、中上健次、村上龍、阿部和重、舞城王太郎の小説を、表紙を見ないで 本文だけで読み比べてみると一発で誰の作品かわかるだだろうか? この作家の作品を読んでる人ならわかるんだなー。 どうして? と聞かれても多くの人は […]

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文体・描写
カフカ「変身」を舞城王太郎が書くと、どうなるか?・・・。純文学らしさは文体・語り口に左右される。

舞城王太郎は何回か芥川賞の候補になっているし、2003年には「阿修羅ガール」 で第16回三島由紀夫賞も受賞している。文学系の小説家なのだが、いかんせん その文体・語り口・描写は芥川賞の選考では素直には受け入れてもらえない […]

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