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小林恭二氏の「小説伝」は、どんなふうに書けば 芥川賞 をとれたのか? その3 じっさいにプロットを考えてみよう

西暦二〇六四年五月二八日。東京北区の公団アパートで一人の男が死んでいるのが発見された。 野々村佑介。本籍・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・ 野々村氏の家で拾ったフロッピーのことを思い出し、読み取り機にかけ […]

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小林恭二氏の「小説伝」は、どんなふうに書けば 芥川賞 をとれたのか? その2 具体的に構成を考えてみよう

西暦二〇六四年五月二八日。東京北区の公団アパートで一人の男が死んでいるのが発見された。 野々村佑介。本籍・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・ 野々村氏の家で拾ったフロッピーのことを思い出し、読み取り機にかけ […]

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小林恭二氏の「小説伝」は、どんなふうに書けば 芥川賞 をとれたのか? その1

小林恭二氏の「小説伝」 という小説がある。 1985年下半期の芥川賞候補に選ばれたのだが、 選考委員の評価はすべて 〝無し〟 だった。 昔、私がやっていた仕事の用語でいえば、BAL/NIL だ。 人を描くというのが文学で […]

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